駐車場のサブリース事業

不動産でいうサブリースの対象として、よくマンション経営のサブリースがいわれます。
自分が住むわけではなく、投資の対象などとしてマンションを何戸か保有している不動産オーナーさんが、不動産を賃貸するにあたって、ひとりひとり、一戸ずつ入居者を集めていくのではなく、業者にマンションの全てを賃貸してしまうのです。
そうして、その賃貸した人、すなわちサブリース業者が、そこからひとりひとりの入居者を募っていくのです。
こうした場合、不動産のオーナーが賃料を受け取るのは、サブリースの業者ひとりからです。
そして、サブリースの業者が、入居者のひとりひとりから賃料を受け取るようになります。
サブリースという契約形態は、ちょっとでも不動産を扱っている人であれば、耳にしたことがあると思います。
そして最近は、このサブリースがマンションやオフィスビルだけではなく、他の不動産形態にも広がってきています。
そのひとつが駐車場です。
空き区画があったところに、コインパーキングが出来ていた、というのは良く目にする光景です。
そして、そのコインパーキングの業者というのは、いくつかの大手の不動産がやっているチェーンのものが多くあります。
かつては、こういったコインパーキングも、地主さん自ら運営されていました。
すなわち、コインパーキングの業者が、いくらかの賃料を不動産オーナーに支払って、その土地を借りているのです。
そして、その借りたところを時間貸しして、その賃料については、コインパーキング業者が受け取る、という形です。
このような一括借り上げによる業者の駐車場運営、つまりはサブリースが、コインパーキングだけではなく、いわゆる一般の駐車場でも行われています。
特に都内では、駐車場だけであってもかなりの収入となります。
同時にその駐車場の契約は、たとえ駐車場だけでも高額であり、オフィスなどと同じようにきちんとした内容と保証が必要となります。
また、都心の駐車場は、駐車場の料金の相場も変動していて、うまく運営しないと、損をしてしまったり、空きが多くなってしまったりもします。
なので、そういう経営リスクを請け負ってもらうために、駐車場のみでもサブリースを考える不動産オーナーも増えてきています。
駐車場は面積以上の収益を生みうるビジネスですので、プロの業者による運営を望む不動産オーナーも増えていくかもしれません。